Ⅹ五種族主人公のセリフ




Ⅹの五種族主人公のセリフをまとめました。

・主人公名は****で表記しています。
・回想名には  をつけています。
・五種族主人公のセリフが分かりやすいよう、前後に他の人物のセリフを入れている部分があります。
・まだ途中です。





オーガ女

エテーネの村への帰還
「やっと こうして 話せるときが来たんだね。
 うれしいよ。
 エテーネの村の ****。
「アタシは ランガーオ村の ****。
 ……って とーぜん 知ってるわね。
「そう。さっきまで あんたの魂が入ってた
 オーガ娘の姿。
 アタシは あれの元の持ち主ってわけ。
「しかし 変な話だよね。
 たまたま アタシと 名前が同じ人間が
 アタシの姿を 使うことになるなんてさ。
「……ん? 別に 気にすることないって。
 むしろ 貧弱だった アタシの身体を
 きたえてくれて 感謝したいくらいだよ。
「そういうワケだからさ。
 あんたさえよけりゃ 今度も アタシの姿を
 自由に 使ってくれていいんだよ。
「気づいてなかったかい? アタシの姿は
 人間の姿に戻った あんたの中に
 今も ちゃんと 存在してるんだ。
「ウソだと思うなら 教会へ行ってごらんよ。
 そうすりゃ 人間の姿と アタシの姿
 好きなときに 好きなほうを 使えるはずさ。
「これは きっと 冥王ネルゲルを
 倒すって 使命のために
 あんたに宿った能力に ちがいないよ。
    聞こえますか?
   エテーネの民 ****よ。

「……この声の主が あんたを
 ここまで 運んでくれたんじゃない?
 たぶん これ 伝説の天馬……。
    今の 私のチカラでは
   あなたを この光の神殿の結界の中に
   逃がすのが 精一杯でした。
   冥王ネルゲルの持つ 闇のチカラは 今や
   この世界の光のチカラを 圧倒しています。
   このままでは レンダーシアはおろか
   世界のすべてが いずれ 闇の封印に
   堕とされてしまうことでしょう。
   そして それを防ぐことができるのは
   エテーネの民の姿を 取り戻した
   ****……あなただけなのです。
   あなたは いにしえのエテーネの民の血を
   もっとも強く 受け継ぐ者。
   そのチカラは 歴史の因果すら変えうるのです。
   ネルゲルも それを恐れるが故に
   エテーネの村と エテーネの民を
   滅ぼさんとしたのでしょう。
   そして 私は わずかな希望をつなぐべく
   あなたの魂を 生き返しの儀によって 逃がし
   ネルゲルの目から かくしたのです。
   今こそ 希望の芽の息吹くとき。
   あなた方が 大地の箱舟と呼ぶ 乗り物。
   あれこそは かつて 天の箱舟と呼ばれた
   神秘なる存在の 生まれ変わりし姿。
   私に近しい存在である かの箱舟が
   時渡りのチカラを持つ あなたを
   あるべき時代へと 導いてくれるでしょう。
   そして もうひとつ……。
   今 かけた魔法によって あなたは
   人間の姿 オーガの姿 どちらであっても
   他者から 同じに見えるようになりました。
   これで あなたのことを知る人々が
   あなたが 姿を変えることによって
   混乱することは なくなるでしょう。
   過去への旅の準備は ととのいました。
   さあ そろそろ お戻りなさい。
   エテーネの民 ****よ。

「……どうやら 次に あんたのやるべきことが
 ハッキリしたみたいだね。
「ネルゲルとの戦い……アタシの姿も
 使ってもらえると うれしいね。
「あとさ 頼みたいことがあるんだ。
 あんたなら アタシの姿を使って
 アタシが 果たせなかった夢を……。
「……今は それどころじゃないか。
 何より ネルゲルを倒すのが 先決。
 今 言いかけたことは 忘れとくれ。
「それじゃ 元気でな。
 必ず ネルゲルの野郎を倒して
 レンダーシアを 解放してくれよ!

冥王の出迎え
「また 会ったね。
 エテーネの村の ****。
 あんたが ここに来るのを 待ってたよ。
「この冥王の心臓ってとこは
 冥王ネルゲルの野郎が 作りだした
 死者の魂を 閉じ込めておく場所なのさ。
「ネルゲルは そうやって集めた魂を
 喰らって 自分の魔力を回復させることで
 以前よりも チカラをつけてるらしいね。
「自分の肉体を きたえるんじゃなく
 他人のチカラを 奪うなんて
 いかにも 陰険な やり方じゃないか。
「とにかく 今のヤツは
 レンダーシアを封印したとき以上に
 強くなっちまってるらしいよ。
「そのチカラは もう 世界のすべてを
 闇の封印に 落とせるほどかもね?
 どうだい ビビっちまったかい?
「……フッ。バカにするなって顔だね。
 さすが アタシが 自分の姿を
 ゆずった相手だ。心強いじゃないか。
「……おや?
 ここじゃあ あまり 長い間
 この姿を たもってられないみたいだね。
「まあ 言いたいことは 全部言ったし
 後のことは まかせるからさ。
 どうか アタシの期待に 応えておくれよ!

冥王ネルゲル再臨
「この鎖を生みだした 死者たちの怨念は
 アタシに まかせてくれよ!
 一緒に あの世まで連れてってやる。
「……だからさ あんたには
 ネルゲルの退治を まかせたよ!
 必ず レンダーシアの封印を 解いておくれ!
「そして アタシの……

冥王の心臓からの脱出
「とうとう やってくれたね!
 冥王ネルゲルを 倒しちゃうなんて
 あんた ホントに 大したもんだよ。
「幽霊のアタシが 言うのもなんだけど
 みんなに代わって 礼を言わせてもらうよ。
 ありがとう エテーネの村の ****。
「……アタシ あんたには どうしても
 話しておきたいことが あったんだ。
「じつは アタシ レンダーシアの出身でね。
 ランガーオ村に 流れてきたのには
 それなりに ワケがあるんだよ。
「レンダーシアのとある村で 平和に暮らしてた
 アタシたち家族は ある日 赤マントをまとう
 謎の集団に おそわれたんだ。
「父さんは そいつらの首領に殺され
 母さんは 逃げる途中 負ったケガが
 悪化しちまって そのまま……。
「赤マントの一団に 仇討ちを誓ったアタシは
 ランガーオ村で 修行に打ち込んでいたんだけど
 どうにも 戦いの才能が 欠けてたみたいでね。
「なかなか強くなれないで あせって
 無理な修行を続けるうちに
 とうとう 命を落としちまったよ。
「あんたの魂が アタシの姿に乗りうつったのは
 まさに そのときだったんだ。
「……ねえ これも 何かの縁だし
 アタシの代わりに レンダーシアに渡って
 仇討ちを 果たしてくれないか?
「……いや。返事はしなくていいよ。
 アタシは 消えていく存在だからね。
 どうするかは あんたに まかせるさ。
「なんにしても 話を聞いてもらえて
 よかったよ。
 ちょっとばかり 心残りだったんだ。
「じゃあ 今度こそ お別れだね。
 ああ。アタシの姿のことは これからも
 あんたに まかせておくから。
「いろいろと世話に なっちまったね
 エテーネの村の ****。
 あんたは せいぜい長生きしてくれよ!







ウェディ男


エテーネの村への帰還
「はじめまして……でいいのかな?
 とにかく 話せて うれしいよ
 エテーネの村の ****。
「僕は レーンの村の ****。
 ……って そんなこと とっくに
 わかってるよな。
「そう。さっきまで 君の魂が
 入ってた ウェディの若者……
 あの姿の 元の持ち主ってことさ。
「まったく 奇妙な話だよなぁ。
 同じ名前だからって 別人の魂が
 僕の姿に入って 動かすなんてさ。
「あっ! 別に いいんだよ。
 あのとき 僕は もう死んでたんだから
 何も 気に病むことはないさ。
「うん。君さえよければ これからも
 僕の姿を 使ってくれていいんだよ。
「じつはね 僕の姿なんだけど
 人間の姿に戻った 君の中に
 今も ちゃんと 存在してるみたいなんだ。
「試しに 教会へ行ってみるといいよ。
 今の君は 人間の身体と ウェディの身体を
 自由に選んで 使うことができるはずさ。
「これは きっと 冥王ネルゲルを
 倒すという使命のため
 君に宿った能力に ちがいないよ。
   聞こえますか?
   エテーネの民 ****よ。

「……たぶん この声の主が
 君を ここまで 運んだんだろうね?
 もしかしたら 伝説の天馬が……。
   今の 私のチカラでは
   (略)
   エテーネの民 ****よ。

「……どうやら 君のやるべきことが
 ハッキリしたようだね。
「できれば 僕のウェディの姿も
 使ってくれると うれしいな。
「そして いずれは 僕の姿を使って
 生前の僕が 果たせなかった あの夢を……。
「……いや いいんだ。
 少なくとも 今 言うべきことじゃない。
 失言だったよ。
「それじゃあ 気をつけて!
 きっと ネルゲルの討ちほろぼして
 レンダーシアを 解放してくれよっ!

冥王の出迎え
「また会えて うれしいよ。
 エテーネの村の ****。
 君が ここに来るのを 待っていた。
「ここは 冥王の心臓の内部。
 冥王ネルゲルが 作りだした
 死者の魂を 閉じ込めておく異空間さ。
「ネルゲルは 死者の魂を捕らえて
 闇の魔力に変えて 吸収し
 自分のチカラを 回復させているんだ。
「レンダーシアの封印以来 ヤツは
 ここに こもり続け その魔力は
 今や 計り知れないほどだって話だよ。
「このままじゃ すべての大陸が
 ネルゲルの手によって 闇の封印に
 落とされてしまうかもしれないんだ。
「でも 君なら……****なら
 きっと 何とかしてくれるって信じてるよ。
「だって 君は そのために生き返しを受け
 ウデをみがいて キーエンブレムを集め
 ここまで たどり着いたんだからね。
「……くっ どうやら この姿のままで
 いられるのは 限界みたいだ。
「幽霊の僕には 何もできないけれど
 いつも 応援してるから……きっと
 ネルゲルを倒して 世界に平和を……。

冥王ネルゲル再臨
「この鎖を生み出した 死者たちの怨念は
 僕が 引き受けた!
 一緒に あの世へ連れていくよ。
「……だから 君は ネルゲルの方を。
 必ず ヤツを倒して このアストルティアに
 平和を もたらしてくれよな!
「そして レンダーシアで 僕の……

冥王の心臓からの脱出
「ついに やってくれたね!
 ホントに 冥王ネルゲルを倒せるなんて
 今も 信じられないよ!
「この世界の すべての民に代わって
 お礼を言わせてもらうよ!
 ありがとう エテーネの村の ****。
「じつは 僕 どうしても 君に
 話しておきたいことが あったんだよ。
「僕が 幼い頃に レーンの村に流れ着き
 フィーヤ孤児院で 育てられたのは
 君も よく知ってることだろ?
「だから 僕は 一人前の証を手に入れて
 本当の両親を探す旅に 出ようとしたんだけど
 その矢先に 死んじゃったんだよね。
「手がかりは 記憶の中にある 大きな城と
 両親が 何かの研究者であるらしいこと。
 ……だけど もうひとつ 思いだしたんだ!
「幼い時の記憶だから おぼろげだけど……
 その城では 僕たち親子以外
 周りにいるのは 人間ばかりだったんだ。
「つまり その城がある場所は
 人間たちが暮らす大地 レンダーシアである
 可能性が 高いってことさ!
「お願いだ エテーネの村の ****。
 死んだ僕に代わって レンダーシアに渡り
 僕の両親を 見つけだしてくれないか?
「自分が死んでるのに 親を探してほしいなんて
 おかしなことを頼むと 思ってるんだろ?
 僕だって そう思うからね。
「でも 予感がするんだよ!
 僕の両親は 何か とんでもないトラブルに
 巻き込まれて 僕を手放したんだって……。
「だから 両親を見つけることができたら
 そのトラブルから ふたりを救ってほいいんだ。
 君の実力なら それくらい 朝メシ前だろ?
「……いや。返事はいいよ。
 僕は このまま 消えていく存在。
 この先どうするかは 生者に まかせるさ。
「まあ とにかく 君に 僕の事情を
 話すことができて スッキリしたよ。
 正直 心残りだったんだ。
「……さて それじゃあ 今度こそ
 本当に お別れだ。もちろん 僕の姿は
 これからも 自由に使って いいからね。
「さようなら もうひとりの ****!
 君と出会えて 本当に よかったよ。




エルフ男

  「
     
     



ドワーフ女


エテーネの村への帰還
「はじめまして……だわね?
 エテーネの村の ****。
「もう 知ってるとは思うけど
 あたしは アグラニの ****さぁ。
「そうそう。さっきまで あんたの魂が
 入ってた ドワーフの娘の姿……
 あれが あたしなんだわ。
「神さまも なんでまた 同じ名前のモンの魂を
 あたしの姿に 入れたりしたんだろね?
 ややこしくって 仕方ないよ。
「あー 気にしなくてもいいってばさ!
 あたし あのとき もう死んじゃってたから
 別に 痛くも なんともなかったし。
「それに 今の あんたの姿より
 あたしの姿のほうが めんこいだろ?
「あんたさえよければ これからも
 あたしの姿 使ってもらってかまわないよ。
 やー あんたは 運がいいわ。
「そうそう。あたしの姿だけど
 人間の姿に戻った あんたの中に
 今も ちゃーんと あるみたいなんだわ。
「ウソだと思うんなら 教会へ行ってみな。
 そうすりゃ 人間の姿と あたしの姿
 好きなときに 好きなほうを 使えるからさ。
「こりゃあきっと 冥王ネルゲルを倒すって
 使命のため あんたに 宿った能力に
 ちげぇねえだよ。
    聞こえますか?
   エテーネの民 ****よ。

「……この声の主が あんたを
 ここまで 運んでくれたんじゃないかね?
 たぶん これって 伝説の天馬……。
   今の 私のチカラでは
   (略)
   エテーネの民 ****よ。

「……どーやら あんたのやるべきこと
 ハッキリしたみたいだわね。
「できたら 人間の姿だけじゃなく
 あたしの姿も 役立ててほしいもんだわ。
「んで モノは相談なんだけどさ。
 その姿で あたしの果たせなかった夢を……。
「……いんや。
 今 言うべきことじゃなかったね。
 悪い 悪い。忘れてほしいんだわ。
「そんじゃ 気をつけてなー!
 きっと ネルゲルの野郎を倒して
 レンダーシアを 解放しておくれよっ!

冥王の出迎え
「あれ? また会えただわね。
 エテーネの村の ****。
 よく ここまで 来てくれたもんだわ。
「この冥王の心臓ってとこはさ
 冥王ネルゲルの野郎が 死者の魂を
 集めるため 作りだしたらしいんだわ。
「なんでも 集めた魂を喰らって
 闇の魔力に変えちゃって ヤツ自身を
 回復させるためのもんだって話なんよ。
「レンダーシアを封印するのに
 どえらい魔力を使っちゃった ネルゲルは
 ずっと ここで 休んでたんだってよ。
「そんで 今は もうすっかり 回復しちまって
 レンダーシアを封印したとき以上に
 全開バリバリらしいんだわ。
「このままじゃ すべての大陸が
 闇の封印に 落とされちまうかもしんねぇ
 ……って思ってたけどさ。
「エテーネの民の ****の顔を見たら
 なんか 安心したよ。
「ネルゲルの野郎は 強い上に
 ズルがしこいヤツだって 評判だけど
 あんたは きっと 倒してくれるわ。
「……あれ? ここじゃ 光の神殿みたいに
 長いこと 話してらんねぇみたいだわ。
 それじゃ がんばっとくれよ!

冥王ネルゲル再臨
「この鎖を作ってる 死者たちの怨念は
 あたしが 引き受けるよ。
 一緒に あの世に連れてくんだわ。
「……その代わり あんたには
 絶対に ネルゲルを倒してもらって
 レンダーシアの封印を 解いてほしいんだわ。
「そしたら あたしの……。

冥王の心臓からの脱出
「とうとう 冥王ネルゲルを
 やっつけてくれたねぇ!
「この世界の みんなに代わって
 あたしが 礼を言わせてもらうわ。
 あんがとね エテーネの村の ****。
「じつは ちょっと 話があってね。
 あたしって 孤児だったんだけど
 一緒に育った 兄ちゃんが いるんだよ。
「兄ちゃんとあたしは チビの頃から
 とにかく 地面を掘るのが 大好きでさ。
 あっちこっちを 掘ってまわったもんだわ。
「兄ちゃんは よく いつか 伝説のお宝を
 掘りあてるんだって言っててなぁ。
 あたしも 気持ちは同じだったよ。
「で あたしたちは その目的を果たすため
 おたがいに もっと チカラをつけようと
 別れて それぞれに修行を始めたんだわ。
「兄ちゃんは レンダーシアに渡り
 あたしは アグラニに たどり着いて
 鉱山掘りの手伝いをしてたんだっけ。
「その矢先だったね……
 あたしが 落盤事故で死んじまって
 そこに あんたの魂が 乗りうつったのは。
「だからさ このままじゃ あたし
 兄ちゃんに会わせる顔が ないんだわ。
「なあ エテーネの村の ****。
「あんた あたしに代わって 兄ちゃんの
 伝説のお宝探しに 協力してくれない?
「……いや 答えなくていいわ。
 あたしの話を聞いて どうするかは
 あんたの判断に まかせるよ。
「まあ なんにしても あたしの心残りを
 話すことができて スッキリしたわ。
 これで キッチリ お別れも言えるよ。
「うん。今度こそ ホントに最後なんだわ。
 ま あたしの姿は これからもずっと
 あんたと 一緒だけどなぁ。
「じゃあね エテーネの村の ****。
 時々は あたしのことも
 思いだしてほしいのだわ。

プクリポ女

  「