特異アストルティア



どこかの選択肢が変わって生まれた、本来と異なる姿のアストルティアが、この物語の舞台です。



特異アストルティアの社会

バトルロードビクトリーの都市イメージに近い。
基本的に、血で血を洗うことのない平和な世界。
六種族や竜族や魔族などの住み分けが無事できた世界線。
さらに、なぜか歴代ナンバリング作品の世界にも通じてしまっている。
だいたい大地の箱舟とか宇宙船とか、しかるべき乗り物を使えばどこにでも行けるはず。
どの都市も、原作アストルティアのように栄えている。
魔法原理の応用により、リアル現代文明に似た電化生活を送っている。
半面、文明が栄えすぎて魔法が廃れた。
かつてのファンタジーライフの名残は生活の端々に残っている。
それも、歴史を調べなければ思い出せない程度である。


特異アストルティアの魔法

魔法原理は生きている。
文明が発達して、誰でも魔法を発動させることができる道具(通称「魔道具」)が生まれた頃から、自分で呪文を習得して魔法を使う者が減っていった。
現代では、呪文を使える者はほぼいないと思われる。
しかし、特異アストルティアの文明の大半は魔法原理のもとに築かれているので、生活水準を保つために魔法原理を学ぶ者は一定数いる。



特異アストルティアの魔道具

用いれば、誰でも魔法を使える道具。魔具とも言う。
内部に埋め込まれた宝珠を触媒として、使い手の意思によって魔法を発動する。
一般に流通している魔道具は、誰が使っても問題ない威力の弱いものばかりである。
強力な魔法の力を発揮する魔道具も存在するが、法律によって無許可の携帯が禁止されている。
また、魔道具のうちバトルロードで対戦用に使われるものを「魔武具」と呼ぶことがある。



特異アストルティアの娯楽

バトルロード

人気のショースポーツ。
屈強な闘士たちが戦う姿を楽しむ、血の流れないコロシアム。
戦闘と芝居を足して二で割ったようなもの。
バトルロード格技場は町ごとにあり、子供から大人まで誰もが足しげく通っている。